伝統美＋粋な遊び心

夜空に浮かぶ花火を切り絵風に表現。
夜空は深い眠りを、花火は華やかな夢を現しています。
大胆な構図で、眠るときも楽しくなるような、粋な遊び心が感じられるデザインに仕上げました。

布団という日本の「文化」で、日本独特の色の美しさを表現しました。

日本の伝統色からセレクトした色を、パッチワーク風に裏表2パターンで展開します。
片方のパターンは、茜色、老竹色、京紫などの暖色をメインに配置。
もう片方のパターンは、若菜色、露草色、花浅葱などの寒色をメインに配置。
掛布団、敷布団とも裏表は決めておりませんので、使用する人が気分で使い分けることが出来ます。
例えば、冬には暖色を中心に配色された面を、夏には寒色を中心に配色された面を。

布団からくるイメージは夢 NITAKAのロゴから縁起の良い一富士二鷹三茄子を考えた。
富士＝無事、鷹＝高い、茄子＝成す、が込められている。

鷹のイメージは男性的な強いイメージがありますが 鷹の絵を使用せず、ロゴを使い、一富士二鷹三茄子をシンプルに表現した。
ポップ感を出し、女性でも使用できる様に構成した。

数ある日本の伝統を考えると、全てにおいて 勤勉／規律／秩序／謙虚／集団主義／精巧などの「真面目」な日本人の姿勢がキーワードとしてあげられる。
実直な姿勢はぶれる事のない芯と強い精神力が根底にあるからこそ、表に出さない日本の強さを改めて「伝統美」として発信したい。

表立った強さではなく、内に秘めたたくましさを日本独自の美として、表現しました。
モチーフとしたのは日本海の荒波とシンボル＿鷹の大きな羽。
静けさと沸き上がるような強さをイメージさせる海の様子がコンセプトに合致すると思い、制作しました。